頚椎を大切にしましょう

頚椎に関係する病気や怪我を取り上げますね。

頚椎捻挫の治療期間ってどのくらいですか?

当然のことではありますが、どういう病気や怪我でも同じとは言っても、症状(自覚できるような異変は何も起こらずに進行することが少なくありませんね)には軽度~重度まで、人それぞれで違いがあるものでしょう。

また、病気(発症して初めて健康のありがたみを知るなどと言われますね)や怪我の自己治癒力というものは、患者さんの年齢次第でずいぶん違いがあるものです。

当たり前のことですが、若ければ若いほど、自己治癒力が高いものです。頚椎捻挫の際にも、重症度や年齢によって、治療(有効な方法が確立されてないこともあるでしょう)に掛かる期間にも違いがあるのです。

普通は、軽度の場合で1~3ヵ月ほどです。ただ大方のところは、半年くらいで完治することが多いでしょう。ただし、もっと長引く人もいます。

頚椎症はスパークリングテストなどの検査方法があるんですけどね・・・。

頚椎捻挫の外傷だけ見た場合、一カ月もあれば十分に完治するものです。そして筋肉や靭帯(コラーゲンの繊維が主な成分です)の腫れや内出血などは、1~2週間で治ることもあるでしょう。

ところが、自覚出来る症状の痛みがいつまでも続く、あるいは手足のしびれや肩凝りなどの症状が改善されないということで病院通いを続ける人が少なくないというのが実情なんですね。

さらに言えば、完治したように思っていたのに、天気の変わりめや季節の変わり目で頭痛(今までに感じたことのないような痛みを感じた場合は、病院で精密検査を受けるべきですね)が出たり、激しい肩こり(頭痛や腰痛などを伴うこともあります)や吐き気に見まわれるというケースもあるのです。

以上のように、頚椎捻挫における外傷の治療に関しては、それほど長引く訳ではないのです。しかし、本人にしか理解できない痛みなどといった自覚出来る症状は意外と思えるほど、長引くことが多いんですね。そんなことから完治の診断を出すのがむずかしいのであります。

比率で見た場合、3ヵ月以内に治療(医師とよく話し合うことが後悔しないためには必要でしょう)が終わる人が七十パーセントほど、6カ月以内に治療(有効な方法が確立されてないことも、ままあることでです)が終わる人を含めると90%程度です。

ということは、頚椎捻挫の治療に要する期間、それは約90%の人は半年くらいで完治しているということになります。

ただ、残りのおよそ10%の人は、数年に亘って治療(医学の発達と共に進化していくことが多いものでしょう)を続けることもあるということになりますね。この数字が頚椎捻挫の後遺症として残る確率ということになるわけですね。